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ディズニープラスでアースデイに観たい地球や環境について考えさせられる作品5選

毎年4月22日は、地球環境について考える「アースデイ」。

アースデイ」は、人種や民族、国籍、宗派など、あらゆる垣根を超えて、人類の住処である地球に思いを馳せる日だ。

美しい自然環境に感謝し、これから我々が地球に対して一体何ができるのか?ということを考える一日でもある。

そんな来る「アースデイ」に向けて、ディズニープラスでは様々な関連作品が特集配信されている。

ここでは、作品ラインナップの中から「アースデイ」に観たい地球や環境について考えさせられる作品を厳選して紹介しよう。

 

 

魚を水槽に入れて飼うという行為は人間のエゴ『ファインディング・ニモ』(2003)

ファインディング・ニモ』© 2022 Disney/Pixar ディズニープラスで配信中

 

第76回アカデミー賞において長編アニメーション賞を受賞した『ファインディング・ニモ』は、オーストラリアのグレートバリアリーフを舞台に、カクレクマノミのニモを主人公とした物語が展開される。

過保護な父のマーリンに「海は怖い」と教えられてきたニモは、その教えにウンザリしていた。

そんなある日、学校に初めて登校する日を迎えたニモだったが、遠足の最中に、人間のダイバーに捕らえられてしまう。

ニモを心配して遠足に付いてきていたマーリンは、その一部始終を目撃し、愛する息子を取り戻すため、健忘症のナンヨウハギ、ドリーと共に広大な海の世界に飛び出していくのだった…。

 

ファインディング・ニモ』© 2022 Disney/Pixar ディズニープラスで配信中

 

地球は表面の約70%を海で覆われている。

しかし、そんな海も地球温暖化の影響や人間の身勝手な行いのせいで、汚れきってしまっている。

早く対策を考えなければ、海洋汚染はより深刻なものになってしまうのだ。

そうなってしまったら海の中で生きる魚たちの命も失われ、我々人間の生活にも支障をきたすことは言うまでもない。

そんなことを考えながら観たい作品が『ファインディング・ニモ』である。

本作で特に印象深い場面と言えば、ニモを捕まえた歯科医が水槽の中でニモを初めとした魚たちを飼っている場面。

決して人間からすれば「魚を育てる・飼う」という行為は悪いことであるという自覚はない。しかしながら、それは人間のエゴである。

広大な海で、何にも囚われることなく自由に生きる。それこそが魚の在るべき姿なのだ。

もしも、私たち人間が家族と離され、隔絶された空間での生活を強いられたとしたら…?それはもう立派な犯罪だ。

ファインディング・ニモ』は、魚たちの視点から地球環境について考えさせられる一本である。

 

地球温暖化によって「氷河期」となった地球『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)

デイ・アフター・トゥモロー』© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. ディズニープラスのスターで配信中

 

地球温暖化の影響により、南極大陸の氷が融け始めてしまい、海流の急変が発生。

その数日後、東京、イギリス、ロサンゼルスなど、世界各地で異常気象が頻発。

そしてニューヨークでは豪雨と巨大な高潮が押し寄せ、将来的に到来すると予測されていた「氷河期」へと突入してしまうのだった…。

 

デイ・アフター・トゥモロー』© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. ディズニープラスのスターで配信中

 

‘‘破壊王’’ローランド・エメリッヒがメガホンをとった、ディザスター・ムービー。

これぞまさにハリウッド映画と言えるようなSFパニック作品であるが、決して他人ごとではない内容が繰り広げられる。

もう何年もの間、人類は地球温暖化について考えてきた。

しかし、一向に改善する兆候はなく、むしろ悪化しているとさえ言える。

様々な対抗策を講じても成功への道しるべが見えないまま、どんどん悪化の一途を辿っていけば、本作の中で描かれたような世界が現実のものとなってしまうのだ。

私たち一人一人の小さな行動が、この最悪の未来を避けるためには必要なのだ。

 

 

 

人間の愚行が招いた結末…『アバター』(2009)

アバター』© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. ディズニープラスのスターで配信中

 

衛星・パンドラ。

そこは地球の熱帯雨林を思わせる密林に深く覆われ、特異な磁力による地形が神秘的な美しさを放つ星だった。

この星の地下にはアンオブタニウムと呼ばれる希少鉱物の莫大な鉱床が眠っており、地球のエネルギー問題解決のカギになるとされていた。

資源開発の目的を果たすべく、資源開発公社のRDA社は、地球人とパンドラの先住民族ナヴィのDNAを掛け合わせた人造生命体を作りだし、神経を接続する人間の意識を憑依させる「アバター計画」をスタートさせるが…。

 

アバター』© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. ディズニープラスのスターで配信中

 

巨匠ジェームズ・キャメロンが自身の監督作『タイタニック』(1997)が保持していた世界興収記録を打ち破り、歴代1位となったことで知られる、SF超大作。

全5部作の構想で、続編の公開が今か今かと待ちわびられている作品であるが、実は本作も地球の環境問題とは切っても切り離せないテーマ性を孕んでいる。

人間たちは今もさらなる土地開発を目指して、自然を切り拓き、コンクリートのジャングルを作ろうとしている。

それだけではない。より多くの資源が眠っているとあれば、そこで暮らす先住民さえもその土地から追い出し、戦争さえも厭わない残酷な国などもある。

まさに本作に登場するナヴィという種族は、そんな現実の先住民族や自然というものを体現したキャラクターなのだ。

人間の身勝手な愚行によって生まれた犠牲を考えると、なんとも言えない気持ちにさせられる。そんな作品である。

 

特別なゴリラの忘れられない物語『ゴリラのアイヴァン』(2020)

『ゴリラのアイヴァン』© 2022 Disney ディズニープラスで配信中

 

本作は、ワシントン州タコマの郊外に位置するショッピングモールを舞台に物語が幕を開ける。
モール内の小さなサーカスで飼われているシルバーバックゴリラのアイヴァン(サム・ロックウェル)は、ショーのヘッドライナーとして猛々しい雄叫びを上げる人気者だった。
年老いたゾウのステラ(アンジェリーナ・ジョリー)や寝床や餌を求めてやってくる野良犬のボブ(ダニー・デヴィート)らと共に何不自由ない幸せな生活を送っていたが、ある日、新たな仲間として赤ちゃんゾウのルビー(ブルックリン・キンバリー・プリンス)がやってきたことで、アイヴァンの心は穏やかではなくなっていく。
幼い頃よりサーカスの経営者マック(ブライアン・クランストン)に育てられたアイヴァンは、野生の頃の記憶が曖昧だったのだ。
そんなアイヴァンは、自らの思いを伝えるために絵を描き始め、次第にこの絵が大きなメッセージを帯びるようになっていく…。

 

『ゴリラのアイヴァン』© 2022 Disney ディズニープラスで配信中

 

本作は驚くべきことに実話を基にしている。
実に27年もの間、ショッピングモールのサーカスでパフォーマンスを行ってきたシルバーバックゴリラが、その後、野生動物保護区へと送られた話にインスパイアされ、児童文学作家のキャサリン・アップルゲイトがフィクションとして書き上げた小説が原作となっているのだ。

本作が持つテーマというのは、現代に生きる人々ならば無視できないものである。
いまゴリラやコンゴといった動物たちが、密猟の増加や生息地の減少に伴い絶滅危惧種となっている。
本作は、そんな状況下に警鐘を鳴らす作品として大きな役割を果たしているのだ。
とはいえ、決して人間の悪意を前面に押し出したような作品ではない。
主人公となるゴリラのアイヴァンは、飼い主であるマックと良好な関係を築いており、特別な絆で結ばれている。
動物たちの世話係であるジョージやその娘ジュリアとも仲が良く、サーカスや動物園を舞台とした作品に登場しがちな悪意ある人間は一切登場しない。
ここが本作最大の魅力であり、人間の優しさと動物たちの優しさが存分に映し出されている。
ラストの展開はどこか『トイ・ストーリー』シリーズを思わせるところがあり、我が子や友のように愛した存在を、彼らのためにも手放さなくてはならない寂しさを漂わせているのが印象深い。

 

母子の絆を追った感動のドキュメンタリー『ディズニーネイチャー/ホッキョクグマの子育てサバイバル』(2022)

『ディズニーネイチャー/ホッキョクグマの子育てサバイバル』@ 2022 Disney 4月22日(金)よりディズニープラスで独占配信開始

 

美しくも極めて過酷な地である北極では、ホッキョクグマの母子にとって毎日が冒険だ。

季節ごとに新たな試練が訪れ、あらゆる方向から危険が迫る。

その中で母クマは子グマにこの厳しい環境下で生きる術を教え、そして子グマはサバイバル術をしっかりと受け継いでいく…。

 

『ディズニーネイチャー/ホッキョクグマの子育てサバイバル』@ 2022 Disney 4月22日(金)よりディズニープラスで独占配信開始

 

動物好きなウォルト・ディズニーの意志を受け継ぎ設立された野生生物のドキュメンタリー制作会社「ディズニーネイチャー」と、『ディープ・ブ
ルー』(2003)や『アース』(2007)で知られるネイチャードキュメンタリーの巨匠アラステア・フォザーギルがタッグを組んだアースデイ特別作品。
ディズニーネイチャーではこれまで中国のパンダやサバンナのライオン、南極のペンギンなど、数々の動物の生態を紐解いてきたが、今回は、ホッキョクグマの子育てに密着。

時には困難に自らの息子を放り込む母グマの姿など、観ている側としてはハラハラドキドキ。

ハリウッドの超大作アクション映画にも引けを取らないほどに迫力満点の映像が繰り広げられる。

 

4月22日の「アースデイ」。

ここで紹介した作品をきっかけに、地球のことをより深く考えてもらえたら嬉しい限りだ。(文・構成:zash)

 

 

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