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オルセン姉妹‘‘第三の才能’’『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』エリザベス・オルセンってどんな人?【プロフィール・出演作・まとめ】

2022年5月4日全国ロードショーのマーベル映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で、物語のキーパーソンとなるワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチ役を演じるエリザベス・オルセンは、これまでどんな女優人生を送ってきたのだろうか?

 

 

2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』でひとつの歴史に幕を下ろし、同年の『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』で新たな一歩を踏み出した、マーベル・シネマティック・ユニバースMCU)で、その才能を遺憾なく発揮し、多くの映画ファンの心を鷲掴みにしている女優がいる。
ワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンだ。
2015年の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』からMCUに参戦し、瞬く間に人気女優の仲間入りを果たした彼女は、これまでに一体どんな女優人生を送ってきたのだろうか?

 

あの‘‘オルセン姉妹’’の妹として生を受ける

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エリザベス・オルセン(本名エリザベス・チェイス・‘‘リジー’’・オルセン)は、 1989年2月16日アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれた。
実の姉は、アシュレーとメアリー=ケイト。そう、あのTVドラマ『フルハウス』のミシェル役で一世を風靡したオルセン姉妹である。
フルハウス』は、1987年に放送を開始しているため、エリザベスが生まれる以前から姉たちはすでにスターだったことになる。

そんな芸能活動真っただ中の姉たちと共に幼少期を過ごしたエリザベスは、姉が出演する作品にもちょくちょく顔を見せるようになり、1993年当時4歳の時にビデオ作品『Our First Video(原題)』で子役デビューを飾った。
当時は『フルハウス』の撮影現場にも姿を見せていたことから、このまま子役としてのキャリアを追求していくのかと、誰もが期待したが、実際はそうではなく、学業に専念。
キャンベル・ホール・スクールを2007年に卒業後、ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツとアトランティック・シアター・カンパニーに通い、そこで演技の勉強に時間を費やした。

 

サンダンス映画祭で旋風を巻き起こした若手女優

そして2011年、当時22歳の時に女優復帰することを決意したエリザベスは、サンダンス映画祭で旋風を巻き起こす。
同年に出演した『マーサ、あるいはマーシー・メイ』と『サイレント・ハウス』の2本のインデペンデント映画が同映画祭で上映され、高い評価を得たのだ。
特に『マーサ、あるいはマーシー・メイ』での演技は軒並み好評で、30もの賞にノミネートされ、第37回ロサンゼルス映画批評家協会賞新人賞をはじめとした数々の賞を受賞した。

 

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同作は、山奥のカルト教団から逃げ出してきた主人公のマーサが、普通の生活を取り戻そうと姉のルーシーを頼るところから幕を開ける作品なのだが、次第に平穏な日常を取り戻したい一心のマーサに、カルト教団にいた時の記憶が襲い掛かってくる内容が繰り広げられる。
非常に心理的描写が色濃い作品の中で、エリザベスはマーサの心情の変化を見事に体現。
批評家からの評価も高く、「この女優は一体誰なんだ?」とほとんど新人のエリザベスは大きな注目を集めた。

その後、ロバート・デ・ニーロと共演したサスペンス・スリラー『レッド・ライト』(2012)、ジョン・ラドナー&ザック・エフロン出演の『恋するふたりの文学講座』(2012)、デイン・デハーンダニエル・ラドクリフ主演の伝記ドラマ『キル・ユア・ダーリン』(2013)、ダコタ・ファニング主演のラブロマンス『少女が大人に変わる夏』(2013)などでその実力を証明したエリザベスは、2013年に同名の韓国映画をリメイクした『オールド・ボーイ』で体当たりな熱演を魅せる。

 

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20年間監禁されていた男が、真実を追求するために自身を監禁した者たちへの復讐を開始する同作で、エリザベスは物語のキーパーソンとなるマリー・セバスチャン役に扮した。
役どころに関しては物語の核となる重要な位置を占めているため、詳しくは書かないでおくが、劇中ではヌードを披露するなどの体当たりな熱演を魅せており、彼女の女優魂を大いに感じさせる次第である。

この後、エリザベスは『GODZILLA/ゴジラ』への出演を経て、自身最大のハマり役と出会うことになる。

 

 

 

MCU参戦!キャリアの転機を迎える

エリザベス・オルセンのキャリアに転機が訪れたのは、間違いなく2015年のことだろう。
マーベル・シネマティック・ユニバースアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で、今後を左右する重要なキャラクターであるワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチ役に抜擢されたのだ。

 

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エリザベス演じるワンダは、テレキネシスとマインドコントロールの能力を持つ、ソコヴィア出身の強化人間。
幼い頃に負ったトラウマの影響でトニー・スタークを憎んでおり、アベンジャーズに敵対する形で初登場を飾った。
だが、次第に心に変化が生まれ、ホークアイの一言により、アベンジャーズ入りを決意。
その後の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でも物語の中心的人物としてMCUの世界に多大な影響をもたらした。
そして、物語が進むにつれて、自身と同じく「マインドストーン」の力で超人的なパワーを得たヴィジョンと共鳴するようになり、相思相愛の関係性へと発展した。

 

そんなワンダとヴィジョンが再びMCUの世界にカムバックを果たしたのは、『ワンダヴィジョン』だ。

 

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同作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の‘‘その後’’を描き、二転三転するストーリー展開と独特な世界観が魅力の作品となっている。
全世界で配信が開始されると共に、大きな話題を呼んでおり、いま最も注目すべきTVドラマだと言えるだろう。
相変わらずのワンダとヴィジョンの相性の良さも光っており、序盤の古き良きシットコム的な作風も極めて面白い。

その後、ワンダは『ドクター・ストレンジ』シリーズ第2作となる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に登場。

物語のキーパーソンとして存在感を発揮している。

 

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その持ち前の表現力の高さと圧倒的存在感で、名女優への道を歩み続ける、エリザベス・オルセン
すでに彼女が‘‘オルセン姉妹’’の一人であるという印象を持っているファンは、ほとんどいないと言っても等しい。
子役女優としての‘‘既定路線’’を回避し、自らが望む女優としての在り方を追求した結果が、現在のエリザベス・オルセンという女優を形作っているのだ。
その才能は、これからも大いに輝き続けることだろう。(文・構成:zash)

 

 

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